虫歯の治療

虫歯の治療と言っても、初期の小さなものから、歯を抜かなくてはならない様な大きなものまで様々です。虫歯によって欠けてしまった部分を補うため、場所や大きさに応じて治療方法、材料が異なります。また使用する材料によって、「強さ」や「見た目」や「費用」が変わってきます。虫歯が神経まで達している場合は、根の治療が必要になりますし、歯を抜かなければならない程の大きな虫歯の場合、抜歯した後、ブリッジや義歯によって欠損部分を補う必要があります。当院では、口腔内カメラや見本パンフレットを使って治療方法や材料の特徴を丁寧に説明させていただきます。

インレー・クラウン

欠損が一定以上大きくなってしまったものや、小さくてもかみ合わせで強い圧力のかかる場所である場合は、穴の形を削り整え、型取りし、模型上で製作した人工物をつめたり被せたりする必要があります。

専門的には部分的なつめ物をインレー、全部の被せ物をクラウンといいます。

現在、これらの人工材料は科学の進歩にともない、さまざまな種類が開発されており、各々の材料には特徴があります。実際に虫歯の治療を行う場合には、どの材料を使用するのか、患者さんご本人に選択していただくことになります。

次画面では、当院で取り扱っている材料の特徴や治療費をまとめてみましたので、参考にしていただきたいと思います。

インレー

クラウン

詰め物・被せ物/治療費

部分的な詰め物/インレー

主に神経が生きている歯の治療に用いられる方法です。

価格は全て税抜です

1. 銀歯

約3,000円

12%金、40%銀、20%パラジウムの他、銅・亜鉛などを合わせた合金の詰め物。保険適用の材料で日常生活において、不自由はありませんが、金属のため見た目が良くありません。個人差はありますが、長期間で変色・腐食し、金属アレルギーや歯ぐきの黒ずみの原因になることもあります。

2. 白金加金

30,000?60,000円

金とプラチナの合金。銀歯に比べ精度が良いので歯との適合が大変良く、腐食しないため金属アレルギーになりにくいのが特徴ですが、金属のため見た目が良くありません。保険が適用できないため自費治療になります。

3. オールセラミックス

費用について

形成・型取り料が別途かかります

インレー 大 \30,000-
インレー 中 \25,000-
インレー 小 \20,000-
形成・型取り料 \3,000

上記料金は税抜きです。別途消費税がかかります。

当院では、「できるだけ大きく削らないこと」がポリシーです。従来の虫歯治療は、虫歯の影響が考えられる患部周囲の健康な歯も削り、金属で詰める・被せるという治療を行います。しかし、歯を削るということは歯の寿命を短くしてしまいます。健康な歯を削ることは歯科医としてできるだけ避けたいと考えています。

最小限の歯を削るために、当クリニックでは細部を確認し、患部だけをピンポイントで「最小限」削ります。

根底にあるのは、“最小限の治療”の意味を持つ「ミニマムインターベーション(MI)」という考え方です。二度と生えてこない貴重な天然歯を、なるべく削らず、抜かずに治療を行い、歯の健康の維持を目指すというものです。患部だけを削り、レジン(歯科用プラスチック樹脂)、セラミック(陶材)の詰め物をします。

レジン、セラミックは金属ではなく金属アレルギーの恐れはありません。また、天然歯と同系色のため治療した箇所がわかりにくくなります。セラミックは自由診療での治療となりますが、コストダウンを図りできるだけ低価格での提供を目指しています。

※治療の際、形成料金、印象料金、セット料金は別途ご請求いたします。

MIによる虫歯治療

小さい虫歯(レジンで詰めるケース)

Step:1
Step:2
Step:3
Step:4

レジンでは治療が難しい大きな虫歯
(E-MAXで詰めるケース)

Step:1
Step:2
Step:3
Step:4

前歯の被せ物/クラウン

神経を抜いた歯や、神経が生きていても欠損が広範囲にわたる歯の治療に用いられる方法です。

レンジ&銀合金

約9,000円

保険適用になります。日常生活においては不自由ありませんが、色調が単調で天然歯と同じ白さに合わせることが難しい材質です。個人差があるものの変色したり歯ぐきが黒ずむことがあります。柔らかいため磨り減り、長年の使用で金属が見えてくることもあります。

奥歯の被せ物/クラウン

神経を抜いた歯や、神経が生きていても欠損が広範囲にわたる歯の治療に用いられる方法です。

1. 銀歯

約5,000円

保険適用の材料で日常生活において、不自由はありませんが、見た目が良くありません。腐食して金属アレルギーや歯ぐきの黒ずみの原因になるなどの面があります。

2. 白金加金

6,000円

金とプラチナの合金。精度が良いため歯との適合が大変よく、腐食しないため金属アレルギーになりにくいのが特徴ですが、見た目が良くありません。保険が適用できないため自費治療になります。

ジルコニアクラウン

費用について
エクセレント \ 60,000- 前歯 ・ 臼歯
グッド \ 30,000- 臼歯

上記料金は税抜きです。別途消費税がかかります。

エクセレント / Excellent

【手盛りジルコニア】

ジルコニアフレームに、セラミストが手でセラミックを盛り、天然歯に近い歯を作り上げます。最高級のジルコニアです。

最高級の品質 エクセレント

ジルコニアフレームに、歯科技工士が1本1本手でセラミックを盛っていく技工物です。

中心部から、色合いを提供していくことで、内部からの発色ができるようになります。内部からの色合いが天然歯と同じ状態になります。最高級のジルコニア技工物であり、歯科技工士の技術が大きく反映されます。

臨床例:手盛りジルコニア

前歯部分を手盛りジルコニアで治療。自然な色合いを実現しています。ジルコニアの生体親和性の高さにより、歯肉部分の変色も生じません。

グッド / Good

【ジルコニア単体】

ジルコニアで全て作成する補綴物。エナメル質にあたる透明部分がないので、臼歯部のみに適応。

白い歯を安く提供することを実現

全てジルコニアで製作するクラウンです。 エナメル質にあたる部分がないため、ジルコニア自体の色合いだけの表現となり透明感が少ない。

臨床例:ジルコニア単体

5、6にジルコニア単体をセット。色合いはやや白いが、日常生活には支障が生まれない程度を実現。

歯根の治療

虫歯が神経にまで達してしまい炎症を起こしてしまった場合、神経を取り除き根の中を消毒し防腐剤で密封する治療(歯根治療)が必要になります。

また過去にすでに神経を抜いた歯でも根の先にうみの袋ができてしまった場合、再度根の治療が必要になります。

虫歯で痛んだ神経の管を通って細菌が根の先に膿の袋を作っています。

よごれた神経の管を器具で清掃し、清潔な状態にしていきます。

この治療は、数回かかります。

完全に神経の管を消毒したら防腐剤(樹脂)で密封します。

これで歯根治療は完了です。

根の治療は回数がかかり文字通り根気のいる治療ですが、建築に例えると基礎工事的な段階の治療ですので大変大事な治療といえます。

またこの治療期間中、歯が痛んだり歯ぐきが腫れたりすることがありますが異常ではありません。

症状によっては鎮痛剤や抗生剤をお飲みいただくこともあります。根の治療に関してはすべて健康保険が適用になります。

欠損を補う治療(ブリッジ)

虫歯や歯周病、突然の事故など、人はさまざまな原因で歯を失います。歯を失うことで、食べ物が良く咬めない、正しく発音できないなどからだの問題ばかりでなく、食事を楽しめない、人前で自然な笑顔が作れない、年老いて見えるなど心の問題と深くかかわっています。

たとえ1本の歯を失っただけでも、そのまま長期間放置しておくと周囲の歯が倒れこんできたり飛び出してきたりしてかみ合わせがわるくなり、顎関節症や頭痛、肩こりの原因になることもあります。

咬み合わせが悪化してしまった時点から治療を行うと、大掛かりなものになりより多くの時間と費用がかかってしまいます。

つまり、歯を失ってしまった場合なるべく速やかに欠損部分を補うことが健康な口内環境を保つのに非常に大切と言えます。

現在、歯の欠損を補う治療として大きく分けて次の3つの治療法があります。

  • ブリッジ
  • 入れ歯
  • インプラント

ここではブリッジの治療法の特徴を説明致します。

ブリッジ

隣接する歯を1、2本失った場合、両隣の歯を削って連結した人工の歯をかぶせる方法です。

長所

  • 固定式のため、咬みやすい。

短所

  • 土台となる両隣の歯を削らなければならない。
  • 失った歯が多数の場合や両隣の歯が弱っている場合、強度不足でブリッジが出来ないことがある。

ブリッジに使用する材料はクラウンに使用する材料と共通です。

大和駅の歯科医院、裕デンタルクリニックでは神奈川県大和市のみなさまに最新の歯科医療機器を用いた専門的な歯科治療を行っています。