こんにちは、歯科医師の江木です。
10月より、院内での診療業務に復帰する事となりましたので、担当になった暁には、是非宜しくお願いいたします。
さて、Google創始者で、前CEOをつとめていたラリー=ペイジは、人工知能の発達により、将来、10人中9人は現在と違う仕事をしているだろう。あなたが望もうと望まなかろうと、20年後には、現在の仕事のほとんどは機械が代行しているだろうと雑誌のインタビューで発言しています。
歯科業界でも、本日興味深いニュースが飛び込んで参りましたのでご紹介いたします。
中国に於いて、機械を用いて全自動でインプラントの埋め込みに成功したというのです。
今までも、機械の補助を受けインプラントを埋め込んだと言う例はあるようなのですが、歯科医師は完全に見守るのみで、機械だけで全自動でインプラントを埋め込んだ例は初めてとの事です。
もちろん術中に患者さんが動いたとしても、その動きも考慮し、全自動で埋め込むそうです。
中国では、農村部に於ける高い技術を持った歯科医師不足が深刻化しており、その対応策とのことです。
確かに、この技術が実用化すれば、インプラントを希望しているが、施術できていない方々のニーズに応える事ができるようになります。
思えば、私の子供の頃には世の中に携帯電話もなければ、コンビニエンスストアもありませんでした。
世の中はどんどん変わっていき、長期的に見れば、機械化の流れは止める事が出来ないのでしょう。
何もかもが機械化された未来、人間は一体何をして日々を暮らしているのでしょうね?
補記
「この技術が実用化した暁には当院ではいち早く導入したいね」 院長談