こんにちは。裕デンタルクリニック 院長の田中です。
いよいよ、医療従事者に対する新型コロナウィルスのワクチン接種が始まりました。
当院もスタッフの名簿をまとめてすでに県に提出済みです。
予定では3月中旬頃に歯科医院の接種が開始するとのことです。
やっと長かったコロナトンネルの出口が見えてきた気がします。
ご存知の方も多いと思いますが、これまで歯科医院スタッフと患者さんとのクラスター感染は1例も報告されていません。
理由については確定的なことはわかりませんが、歯科はもともと外科的な治療が多いので感染予防に対する対策のレベルが高いことが挙げられると思います。
私たちは新型コロナ以前から日々肝炎ウィルスやHIVなどの感染リスクと向き合いながら診療して来ました。
治療器材や器具の滅菌・消毒、セパレートされた治療ユニット、マスク・グローブの着用など当たり前に行っている習慣の積み重ねが新型コロナ感染防止に繋がっているのかも知れません。
さて、今回のブログは新たなクリニックでの取り組みをご紹介したいと言います。
当院では兼ねてより初診時に行った検査の結果について次回の診療時にセカンドコンサルとして説明させていただいておりますが、その際に皆さんにお渡しする資料を改訂しました。
1ページ目は口腔内写真とレントゲンです。
視覚的に現在のお口の状態を確認していただきます。
2ページ目は、現在の歯の状態についてです。
虫歯、根の病巣、歯の欠損、歯並び、親知らず、知覚過敏などの問題の有無
これまで行われた治療の状態
歯の本数から換算した歯年齢
が記載されています。
3ページ目は、歯ぐきの検査結果についてです。
歯周病の進行度の指標となる歯周ポケット検査、歯の表面についているプラーク検査の結果が記載されています。
4ページ目は治療内容についてです。
つめる治療、かぶせる治療、根の治療、歯を抜く治療、歯の欠損を補う治療、矯正治療、歯周病治療が必要な歯を分類してわかりやすく記載しています。
セカンドコンサルではこれらの資料について丁寧にご説明し、患者様にご自身のお口の状態を正確に理解してていただいた上で実際の治療を開始します。
当院では今後もわかりやすい医療情報の提供を行い、患者様が納得のいく歯科治療を受けていただけるよう常に改善を続けて行きます。
大和市 裕デンタルクリニック 院長 田中