大和保健医療福祉ネットワーク

昨日、大和保健医療福祉ネットワークという会合に出席しました。

この会合は大和市内の医療、介護に関わる多職種の情報交換の場として月一回講師をお招きして講演会を開催しています。

私は大和綾瀬歯科医師会の担当理事として参加しています。

今回は歯科医師会の主催月だったため、当歯科医師会の会員である武内先生に講演をお願いしました。

武内先生は感染症予防の専門でいらっしゃる大変優秀な先生です。

講演のテーマは「生活習慣病の発症予防、重症化予防と歯科の関係」でした。

歯科と生活習慣病の関係には2つの問題があります。

一つ目は歯周病です。

ご存知の通り歯周病は口の中で繁殖した歯周病菌が原因で発症します。

歯周病により傷ついた歯肉の血管内に細菌が侵入します。

血液に混ざった菌は動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。

また、歯周病の慢性炎症によって血液中に侵入した炎症性物質はインスリンの働きを悪くします。

これによって血液中の糖を十分に体内に吸収することができず、血糖値が高くなってしまい、糖尿病を悪化させてしまいます。

二つ目は奥歯の喪失です。

奥歯を失い、噛めない状態が長く続くと、肉や野菜などの硬い食べ物が噛めなくなり、柔らかいごはん、パンやうどんなどの糖質に偏りがちになります。

糖質偏重食はタンパク質低栄養にになり、筋肉の減少(サルコペニア)やフレイルと呼ばれる衰弱状態や寝たきりへつながっていきます。

これからは多くの人が100歳まで生きる時代になると言われています。そんな中、誰もがただ長生きするのではなく、健康な状態で過ごしたいと願っていると思います。

そのために、是非歯科を受診し、失われた奥歯があったら補い、歯周病予防のために定期的口腔ケアを受けられることをおすすめします。

神奈川県 大和市 裕デンタルクリニック

歯科医師・院長 田中裕三

大和駅の歯科医院、裕デンタルクリニックでは神奈川県大和市のみなさまに最新の歯科医療機器を用いた専門的な歯科治療を行っています。